かすかべ時遊帳

かすかびあんの時遊で気ままなブログです。

文化財・史跡

かすかべに残る在原業平が渡ったという「業平橋」⁉

前回の続き… 春日部八幡神社参道入口にある「都鳥の碑」については、前回書きました。 今回は、かすかべにある「業平橋」のこと。 業平橋 東京の業平橋 私は単純なので、東京の「業平橋」を、東京都隅田区にあり、隅田川に架かっている橋だとばっかり思ってい…

春日部八幡神社の参道入口に建つ「都鳥の碑」は何を伝えているのか⁉

都鳥の碑 市の有形文化財に指定 今年、3月26日、春日部八幡神社参道入口の鳥居の側に建っている「都鳥の碑」(みやこどりのひ)が春日部市有形文化財(歴史資料)に指定されました。個人的には指定されるのが少し遅かったかなと思いますが、遅まきながらご報…

古河とかすかべとは同じ…⁉

JR古河駅の西口を出て、駅前通りを真直ぐ行くとその辺りが日光街道(日光道中)9番目の宿場町古河宿です。宿場町といっても、古河は城下町でしたので、かすかべとはかなり違います。 古河宿 日光街道を少し北に上ると、 日光街道古河宿道標 右筑波道 左日光…

古河は麻久良我の里だった⁉️

5月25日(日)、5月とは思えないほどの暑さの中、大学(通信制)の学友会(OB会)で茨城県古河市に行ってきました。 古河市は茨城県の最西端にあり、関東地方のほぼ真ん中に位置しています。かすかべからは栗橋駅乗り換えで40分ほどで行くことができます。 い…

樋堀のお大師さんは関東三大師だった⁉

関東三大師と関東の三大師 通常、大師とは弘法大師のことを指し、関東三大師とは弘法大師を祀る関東厄除け三大師を指すが、関東の三大師という場合は、弘法大師ではなく厄除け大師とも呼ばれる元三大師を祀る寺院を指す場合も多い。(wikipedia) 関東厄除け…

樋堀にある白山神社の本殿は氏子に担がれて運ばれた‼

かなりローカルな話題ですが、久しぶりにかすかべのこと。 春日部駅東口から北東に1.2km程のところに「樋堀」(ひぼり)という地区があります。この樋堀地区は大落古利根川沿いの沖積地に位置し、直ぐ側には旧倉松落が流れていています。因みに「めがね橋」…

古い話で恐縮ですが、「當麻曼荼羅」拝観のこと

5月18日(土)の大和文化会(第2回例会)で當麻曼荼羅のことを聴き、以前、當麻曼荼羅を拝観したことを思い出しました。 と言うことで、今回はこの話題。 徳融寺 古い話で恐縮ですが、7年前(2012年)の冬、当時在籍していた大学(通信制)のスクーリングで奈…

NHKの番組で「春日部が東京の守護神だった」と⁉

埼玉をディスるのはお約束⁉ 5月16日(木)午後7時57分から、NHKの番組『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!【埼玉はダサくないSP】』が放送されました。 番組には、レギュラーの埼玉県上尾市出身のお笑いコンビハライチの澤部佑さんに加え、ゲスト…

旅の日に因んで、粕壁宿のミセと蔵のある町家

旅の日 今日、5月16日は、NHKラジオの『今日はなんの日』でも言っていたように「旅の日」です。 今から330年前、松尾芭蕉が奥の細道に旅立った5月16日(陰暦元禄2年3月27日)を記念して、昭和63年(1988年)に「日本旅のペンクラブ」が提唱しました。 そして…

伊藤博文や渋沢栄一も来訪したとされる土蔵のある町家

現在のかすかべ大通り(旧日光道中・粕壁宿)沿いは、都市化の進展もあり往時の姿はほとんど留めてはいませんが、それでも僅かながら幕末以降に造られた土蔵を持つ古い建造物が残されています。 土蔵とは 土蔵は土壁で造られた蔵の総称で、現在残っている白…

火防せの神を祀る秋葉神社

前回の続き… 春日部駅西口の南側300メートル程の地下道入り口のすぐ前にある神社が「秋葉神社」(秋葉社)です。 地下道の前に 秋葉神社の正面 小さな神社です。 境内は狭いですが桜の木もあります。 秋葉社の由緒 この神社は、秋葉社(あきばさま)と申し、火…

秋葉神社跡の夫婦松は鉄道高架化でどうなる?

春日部駅西口にも歴史を感じられる場所があります。 現在、「秋葉神社」は、春日部駅西口の南の地下道脇に鎮座していますが、もともとは春日部駅西口のすぐ近くにありました。 そして、その「秋葉神社」があった跡地には、ご神木のイチョウが残っています。 …

花のバトンは桜から藤ヘ!牛島の藤はこれからが見頃を迎えます‼

桜が終わり、これからはかすかべの市の花「藤」の季節です。 「春日部・藤棚をくぐるルート」の案内板。⑦が牛島の藤。 そして、藤といえば、やはり国の天然記念物「牛島の藤」ですね。 春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」にて撮影(許可を得て撮影) 藤の…

付「倉松落大口逆除碑」"堅固比なし"と喜びあふれ‼️

…前回の続き 付(つけたり)倉松落大口逆除之碑くらまつおとしおおくちさかよけのひ)について、なお、「付」(つけたり)とは付属のこと。 こちらも「めがね橋」の付(つけたリ)として今回、県指定の文化財になりました。 倉松落と新田開発 めがね橋の下の…

埼玉県”新”指定文化財「めがね橋」(旧倉松落大口逆除)

この春、“かすかべ”に嬉しいニュースがありました‼️ 市内・八丁目地内にある、「めがね橋(旧倉松落大口逆除(きゅうくらまつおとしおおくちさかよけ))付(つけたり)倉松落大口逆除之碑(くらまつおとしおおくちさかよけのひ)」が今年2月22日、埼玉県指定文…

最勝院の桜と旅する?板碑「青石塔婆」

新しい元号が発表されました。「令和」でした。新鮮な響きでよかったですね。そしてなんと言っても「万葉集」から選ばれたことが一番嬉しいですね。春本番‼️ ここのところ肌寒い日が続いていますが、かすかべもようやく桜の季節になりました。東京では、早々…

粕壁宿に古墳⁉️ 春日部重行公ここに眠る

…前回の続き 鳥居をくぐると 鳥居の先には、 「従四位市祖春日部重行公之墳墓」 市祖なんですね。 鳥居があるということは、『新編武蔵風土記稿』に記述されているように、「稲荷社」があったのでしょうか? もしかして墳丘の上? あの有名な豊川稲荷も曹洞…

粕壁宿を歩るく方必見! 必ず訪れたい古刹「最勝院」

日光道中粕壁宿の突当りのこの辺りは、寺町と呼ばれ、5つの寺院が並んでいます。その中で、粕壁宿近在の本寺といわれていた寺院が粕壁宿の古刹「最勝院」です。 山門 華林山慈恩寺最勝院 寺院名碑 門前にある案内板 最勝院 所在地 春日部市粕壁338 最勝院は…

渡るには橋銭が必要だった十文橋

かすかべには、古くから、日光道中をはじめ、岩槻道や関宿道などの古道が通っていました。これらの古道は、いずれも当地と各地を結ぶ政治・文化・産業面で重要な役割を果たしてきました。 そして、これらの道は、地域内で古利根川や古隅田川その他多くの用水…

江戸時代に大橋と呼ばれ、芭蕉も渡った新町橋と上喜藏河岸跡

大落古利根川に架かる古利根公園橋の上流の橋は新町橋。今は、ごく普通のコンクリートの橋ですが、歴史がある古橋なんです。まさに、古橋に歴史あり。 ポール型の案内板 新町橋全景 新町橋のプレート よく見ると、「しんまち“ばし”」ではなく「しんまち“はし…

粕壁宿の高札場跡と黒壁が印象的な浜島家住宅土蔵

再び粕壁宿に戻ります。 かすかべ大通り(旧日光道中)の突き当たりの寺院、最勝院の右手前に高層マンションがあります。江戸時代、その場所には「高札場」がありました。 ポール形式の案内板 案内板が建っている辺りに高札場があった? 右上日光方面へ 案内…

粕壁宿の問屋場跡と屋根に鍾馗様がいる慶長年間創業の商家

江戸時代、粕壁宿の上宿と呼ばれた所には問屋場がありました。 問屋場跡 今は銀行の支店 銀行の支店前にある案内板 案内板 問屋場 問屋場(といやば)は、公用の旅人や荷物を運ぶ人馬を手配施設である。粕壁宿では、継送(けいそう)に必要な人足(にんそく)三…

宿外編・茨城県那珂市の曲がり屋で「那珂のひなまつり」

昨日(2月23日)はかすかべを離れて茨城へ。 常磐道那珂インターから1km程の所にある茨城県那珂市役所の向い側に「那珂の曲がり屋」があります。 ここは「一の関ため池親水公園」として市民の憩いの場所として親しまれています。 那珂市 曲がり屋 曲がり屋全…

粕壁宿は日光道中4番目の宿場町

ブログを始めて約2カ月、粕壁宿をランダムに記事にしてきましたが、肝心の粕壁宿のことは書いていませんでした。 でも、粕壁宿のことを書かないと前に進みませんので、今回は日光道中4番目の宿場町粕壁宿のこと。 (スーパーの前にある看板) 春日部駅東口…

俳人加藤楸邨の原点はかすかべ

かすかべは、TV番組『プレバト‼』でお馴染みの夏井いつき先生の四国・松山には、遠く及びませんが、俳句の盛んな街と言われています。江戸時代の俳人松尾芭蕉、増田眠牛、そして今回は、現代の俳人加藤楸邨(かとう・しゆうそん)。 春日部駅東口を出て右の…

川のある風景・大落古利根川

粕壁宿の裏手を日光道中とほぼ平行に流れる川が「大落古利根川」です。江戸時代には、古利根川の舟運で粕壁宿と共に歴史を刻んできました。 新町橋の川名表示 古利根公園橋の川名表示 案内板も新しくなりました。 「大落古利根川 広域案内図」 大落古利根川 …

気になる「山中千手観音堂」は江戸時代の俳人増田眠牛ゆかりの観音堂

公園橋通りとかすかべ大通り(旧日光道中)の交差点にある信用金庫の向かい側に「山中千手観音堂」という小さなお堂があります。 江戸時代の俳諧師増田眠牛(ますだ・みんぎゅう)ゆかりの観音堂。屋根の上には、宝珠それとも土瓶? 「山中千手観音堂」 山中…

芭蕉と曾良『廿七日夜、カスカベニ泊ル』

陸奥の国への旅立ち 俳人松尾芭蕉は、崇拝する西行の500回忌に当たる元禄2年(1689)3月20日、深川を舟で出発、千住に上がり、旅支度を整え、27日の朝、 『行く春や鳥啼魚の目は泪』 とよみ、門弟の河合曾良を伴い陸奥への歌枕の旅に出ました。芭蕉46歳。今…

“傳”芭蕉宿泊の寺「東陽寺」

粕壁宿の入り口、一宮交差点の直ぐ北には、松尾芭蕉と弟子の河合曾良が泊まったという伝承を持つ曹洞宗医王山東陽寺(そうとうしゅう・いおうさん・とうようじ) というお寺があります。 曹洞宗医王山東陽寺 ご本尊は薬師如来坐像。脇仏は日光菩薩立像と月光…

推定樹齢600年余りと言われる県指定天然記念物の“イヌグス”は記念樹なのか?

碇山のイヌグス 左の低い樹がイヌグス スッキリ‼ 昨年2月に、整備され、全体が見やすくなりました。 以前は、こんな感じ。 よく見えませんよね。 地元の観光ボランティアさんや案内人の方々が必ず案内する場所がこの「碇神社のイヌグス」。 案内板(表面) …